京都市内在住のヒルクライマーで知らない人はいないであろう定番の「京見峠」です。
かつては九十九折りの細いくねくね道が売りだったのですが、その道がきれいに整備され2車線区間が増えました。走りやすくなりましたが人によっては面白みが失せたかもしれません。
初心者の方が南側からのぼるのは厳しいかもしれません。そのため裏側からのぼるコースでご紹介です。
福王子交差点を出発です。自転車には関係ないですがこの交差点は時期や時間帯によっては渋滞します。
一つめの峠です。「ローソン 京都高雄店」を超えたあたりから徐々に斜度があがってきますが、初心者でものぼれる斜度と距離です。
観光トイレ・自販機があります。紅葉シーズンは駐車待ちの観光バスとクルマで渋滞になることもありますが自転車には関係ありません。
林業で栄えた集落で材木店が立ち並ぶ川沿いを走るとノスタルジックな気分にさせてくれます。夏場、涼しいトンネルの方や雨を避けたい方は「中川トンネル」へどうぞ。
杉坂集落から京見峠まで再び登り返しです。交通量は少ないですが道幅が狭くブラインドが多いので急な対向車に注意しましょう。
峠は氷室方面との三叉路で何もないです。少し下がると「京見峠」の石碑や案内板があります。以前は石碑の向かいにお茶屋があり休憩することが出来ましたが今はもうありません。
峠のハッキリとした場所は不明ですが事実上の峠ポイントから少し下がったところに「京見峠」の石碑や案内板があります。
昔は文字通り「京の都」が一望できたために軍事的に重要な場所で山城が作られたり、都の北部から運ばれてくる木材や鯖など物資の流通拠点であったようです。
私の学生時代には峠沿いの道に車を止めて夜景を見ることが出来ましたが現在は峠から京都市内をみることは出来ません。名ばかりの京見峠になってしまいました。
京見峠を下ってきた光悦寺付近からは次の進路に応じて何通りかコースがありますがココではまっすぐ下った仏教大学までのコースを紹介しておきます。