GIANT(ジャイアント)はもともとフレームの下請け会社でオリジナルの自転車は作っていなかったんですよ。
いまでは自転車業界を牽引する一大メーカーです。
女性用の「Liv」でも名称は変わりますがほぼ同じラインナップになっています。
あとで「liv」のサイトをのぞいてみます。
最近のはやりはエアロタイプのフレームですが、初心者は無理してエアロタイプを選ぶ必要ないと考えています。
理由は、エアロダイナミクスが生かせるのが時速30km辺りだからです。ストップ・アンド・ゴーが多い初心者には、軽くて反応がよい方が向いています。
DEFYシリーズはロングライドモデルですがTCRシリーズの方がシンプルで軽量です。そのため、GIANT(ジャイアント)ではTCRシリーズがおすすめします。
KOMとは「King of Mountain」の略で、ヒルクライム向けの軽量仕様の意味です。そのためリアのスプロケットも11-34Tのワイドレンジギアを標準で装備しています。
「フロント34T×リア34T」の非常に軽い「ギア比:1」が実現し、ヒルクライムがメインでなくても、脚力のない初心者でも峠越えをしたいという方にはありがたいギア構成となります。
山岳や海岸線など起伏の大きい場所でのロングライドを考えている方にもおすすめです。
プラス約5万円でDISCブレーキモデルがありますが、KOMモデルであえて重くなるDISCブレーキにするする意味はあるのかと個人的には思います。
エアロフレームがお好みならこの「PROPEL ADVANCED 2」がおすすめです。ただし、先に推薦した「TCR ADVABCED 2 KOM」より約1kg重いので平地を高速で巡航するような使い方(坂はのぼらない)を前提としている人以外は見た目で決めるモデルだと思います。
とにかく安くて性能の良いロードバイクの完成車というオファーがあればこの「CONTEND 0」をおすすめします。
さすがに最大手のメーカーでロードバイクのラインナップはエントリーモデルからミドルモデルを中心にトップモデルまで幅広いユーザー層に対応できる品ぞろえです。
先ほど一押しで紹介した平坦路からアップダウンまでオールラウンドに対応できるモデルが TCR シリーズです。
GIANTの説明によると
クラス最高の重量剛性比にエアロ性能もプラス。トータルレースバイクとしての性能を全方位で向上させた第9世代のTCR。ということでエアロ機能も装備されているということです。
鋭い加速や軽快なハンドリングなどレースで求められる特性を備えたシリーズです。
空気抵抗の少ないエアロ形状のフレームを採用し平地での高速巡航性能を重視したプロペルシリーズです。
GIANTの説明によると
究極のエアロロード「プロペル」。空力性能と重量剛性比のみならずコントロール性と快適性の向上まで果たした革新の第3世代。ということです。エアロ好きにはおすすめです。
快適性を重視したフレームジオメトリーによりロングライドやヒルクライムツーリングなどの用途に適しているのは DEFY シリーズです。
こちらはトップチューブが短めに設計されているためアップライトなポジションでビギナーにも乗りやすいモデルとなっています 。
DEFYシリーズはすべてディスクブレーキ採用となっています。初心者にとっては制動力のあるディスクブレーキのメリットはおおきいですが、ホイールの着脱やメンテナンスなどを考慮するとデメリットになることもあります。また、ホイール交換の選択肢が少なくなります。
GIANTの説明によると
エンデュランスロードの代名詞「ディファイ」。700x35Cまで対応するフレームとD-FUSEハンドルが高速巡航性能と快適性を両立。ということです。太めのタイヤを装着する予定の方やグラベルロード的な使い方(未舗装路走行)を予定している方も対応できそうです。
GIANTの説明によると
オールラウンドなアルミロード「コンテンド」と、700x38Cまで対応するディスクブレーキ専用設計フレームの「コンテンドAR」。ということです。
私的には105+リムブレーキで20万円未満の「コンテンド0」を推しています。おそらく入門マシンとしては最高のコストパフォーマンスでしょう。
子供用からレースバイクまで手がける最大の総合自転車メーカーです。
日本ではクロスバイクの「ESCAPE R3」がベストセラーで、持っている方もいるのではないでしょうか。
9つの自社工場で自転車を生産し、その数は年間650万台以上で世界最大級の規模を誇ります。
名前と同じくあらゆる面で「巨人」と化した世界の自転車業界を牽引するメーカーです。
かつては欧米ブランドの下請けとしてフレームを製造していましたが、現在はシェアだけでなく技術面でも最先端のメーカーです。
1972年に台湾の台中で設立され、当初はOEM生産のみでした。
1981年に自社ブランドであるGIANTを立ち上げます。
1986年にヨーロッパ拠点としてオランダに進出します。
1987年にはアメリカ、1989年には日本法人設立と世界中に進出していきました。
その後はレースにも積極的に参加しトップライダーと契約することで、知名度、実績をあげていき、トップブランドとして確固たる地位を築いていくことになりました。
ジャイアントはコストパフォーマンスが高いとよくいわれます。
その理由は、自社でアルミやカーボンの母材加工ができることにあります。
具体的には、「ティグ溶接によるアルミフレーム」や「カーボンの糸から作ることができるカーボンフレーム」の製造技術は、業界トップクラスの技術力です。
このように自転車の要となるフレーム製造技術は世界トップレベルであるところに、さらに高度に管理された生産ラインによってコストダウンも同時に図られています。
すなわち、「技術面」と「コスト面」の両方でトップレベルのメーカーなのです。
また、トップチューブを傾かせたスローピングフレームはジャイアントが独自開発した技術で他に先駆けて投入してきました。
近年は、ホイール、タイヤ、ハンドル、サドルなどのパーツをオリジナルで製造することで一層の機能性アップとコストダウンを実現し圧倒的な組織力をほこっています。
駆動系のコンポーネントを除けば、すべて自社製造で完成車ができてしまうまでになっています。
日本国内には、直営店も含め全国で30店舗以上展開しているジャイアントストアがあります。
女性専用ブランドLIVもジャイアントストアで取り扱っており、女性スタッフが対応してくれるので女性でも気軽にストアに入りやすいです。
購入のしやすさ・購入後のメンテナンスといったトータル的なサポート体制でも安心です。
GIANT(ジャイアント)の公式サイトはこちらです。
ほんとうに他のメーカーに比べるとお買い得感が高いですね。
こちらは女性ブランド「Liv」のサイトのリンクです。
Livシリーズの対応表