淡い緑色のチェレステカラーが女性に人気のBIANCHI(ビアンキ)です。
意外と知らない人が多いのですが、BIANCHI(ビアンキ)はイタリアの老舗ブランドなんですよ。
直営店のビアンキストアがあり、エントリーからミドルグレードのラインナップが多いところが初心者におすすめの理由です。
残念なのは女性向けの小さいサイズの展開がないことです。
せっかくかわいい色なのに私に乗れるサイズがないなんて残念!
ビアンキさん、女性向けのスモールサイズを出してくれないかなぁ
【追記】新しい「VIA NIRONE 7」にだけ41サイズがラインナップされていますね。
先に予算別におすすめのモデルを4つ紹介します。
少し前から現在までのモデルを掲載しています。そのためすでに購入できないモデルや現在の販売価格と異なる場合があります。
モデル | SPRINT DISC 2022 |
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フレームサイズ | 47 /50 /53 /55 /57mm |
フレーム | SPRINT CARBON MONOCOQUEPRESSFIT 86,5×41COMPATIBLE MECHANICAL AND ELECTRONIC |
フロントフォーク | FULL CARBON 1.1/8"-1.4" |
コンポ | SHIMANO 105 50X34T, HOLLOWTECH II, CRANK LENGTH: 170-47/53, 172.5-55/57 |
DISCブレーキになる前はスペックと価格(20万円程度)でBIANCHIではこのモデルがイチ押しでしたが、今では2倍の価格になってしまいました。
個人的には「ARIA」や「OLTRE XRシリーズ」のようなエアロフレームよりオールラウンドタイプのスッキリとしたフレームの方が初心者にはおすすめです。
ということで、価格は若干高めですが1番に持ってきました。
モデル | VIA NIRONE 7 2022 |
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フレームサイズ | 41 / 44 / 47 / 50 / 53 / 55 / 57 |
フレーム | ALLOY HYDROFORMING TUBING |
フロントフォーク | FULL CARBON KVID 1.1/8" |
コンポ | SHIMANO 105 FC-RS510 50X34T, CRANK LENGTH: 170MM-44/53CM, 172.5MM-55/57CM CS-R7000, 11-12-13-14-16-18-20-22-25-28-32T |
アルミフレームの105・リムブレーキ仕様です。フロントフォークとシートステーはケブラー繊維を織り込んだカーボン製です。
学生さんなど予算をおさえたい方やウェアやアイテムなどに資金をまわしたい方におすすめです。
モデル | ARIA DISC 2023 |
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フレームサイズ | 44 /47 /50 /53 /55 /57 |
フレーム | ARIA AERO CARBON MECHANICAL/ ELECTRONIC COMPATIBLE PRESSFIT 86,5×41 DISC BRAKE FLAT MOUNT THRU AXLE 12×142 |
フロントフォーク | FULL CARBON AERO 1.1/8""-1.4"" DISC BRAKE FLAT MOUNT THRU AXLE 12×100 |
コンポ | SHIMANO 105 50X34T, HOLLOWTECH II, CRANK LENGTH: 165-44~47, 170-50~55, 172.5-57 |
SPRINTを買えるぐらいの予算があってエアロフレームが好みという方にはARIAがおすすめです。
このモデルのカラーは「SUMMERTIME DREAM」というこの1色だけです。「紫×グレー×パール」で好みが分かれそうなカラーです。
モデル | INFINITO CV DISC 2022 |
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フレームサイズ | 47 / 50 / 53 / 55 / 57 |
フレーム | INFINITO CV DISC CARBON W/COUNTERVAIL MECHANICAL/ELECTRONIC DI2/ EPS COMPATIBLE PRESS FIT 86,5×41 DISC BRAKE FLAT MOUNT 12×142mm THRU AXLE |
フロントフォーク | FULL CARBON COUNTERVAIL 1.1/8”-1.5” DISC BRAKE FLAT MOUNT THRU AXLE 12×100 |
コンポ | SHIMANO ULTEGRA 50X34T, HOLLOWTECH II, CRANK LENGTH: 170MM-47/53CM, 172.5MM-55/57CM |
本格的にロードバイクを始めるつもりの方やブルベなどのロングライドを視野に入れている方にはCountervail®(カウンターヴェイル)のモデルをおすすめします。
初心者の方には比較基準がないので良さを感じるのは難しいかもしれませんが、振動除去効果の恩恵は乗れば乗るほどあらわれます。
Countervail®(カウンターヴェイル)については、この後の「5.BIANCHI(ビアンキ)の技術」で説明しています。
入門用の最初の一台としては少し値が張りますが、予算の許す方はこれを選んでおけば間違いなです。
ラインナップはエントリーモデルからミドルモデルの選択肢が多いのが特徴です。一部のモデルではフレームセットが販売されています。
ここ数年ラインナップの大きな変更はないため2020年からのモデルも掲載しています。今ではエンデュランスモデルという分類は消滅していますがもし型落ちであればラッキーです。
モデル名 | 内容 | シマノグレード |
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SPECIALISSIMA | オールラウンダー CV | DURA ACE・ULTEGRA |
OLTRE XR4 | エアロ CV | |
OLTRE XR3 | エアロ CV | DURA ACE・ULTEGRA・105 |
SPRINT | カーボン | ULTEGRA・105 |
ARIA | エアロ カーボン | ULTEGRA・105 |
トップグレードの「SPECIALISSIMA」や「OLTRE XR4」はレース提供されている器材です。
予算的にもそれより下のグレードで選ぶことになりますが「OLTRE XR3」は、Countervail®(カウンターヴェイル)フレームを採用しています。
最近はARIAのようにミドルグレードまでも空気抵抗の少ないエアロ形状のフレームを採用するものが増えてきました。
モデル名 | 内容 | シマノグレード |
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INFINITO CV | オールラウンダー カーボン | ULTEGRA Di2 DISC、ULTEGRA DISC |
INFINITO XE | エントリー カーボン | ULTEGRA DISC、105 DISC |
VIA NIRONE 7 | エントリー アルミ | 105、SORA |
ARCADEX | カーボン | GRX(グラベル) |
IMPULSO | アルミ・カーボン | GRX(グラベル) |
エンデュランスではCountervail®(カウンターヴェイル)フレームを採用したモデルはありませんでしたが、新しく「INGINITO CV」が追加されました。
モデル名の後につく「CV」はカウンターヴェイルを表しています。
ビアンキはエントリークラスからミドルクラスのラインナップが多く、エントリークラスでもおしゃれカラーチェレステが選べます。
ビアンキは色使いが今っぽいため新生ブランドのように思われがちですがロードバイク界の老舗メーカーで現存する最古の自転車ブランドです。ブランドカラーの淡いグリーンは「チェレステ」と呼ばれ親しまれています。
歴代の名選手が活躍した老舗ブランドということでもともと年齢層高めのファンが多いところに、チェレステカラーが女性に人気となっています。
創業1885年でロードレースの世界では100年以上も前から現在に至るまで輝かしい成績を収めており名門中の名門ブランドです。
BIANCHI(ビアンキ)は1997年からスウェーデンの自転車王といわれるサルバトーレ・グリマルディのサイクルヨーロッパ傘下のブランドとなりました。
現在、サイクルヨーロッパ・ジャパンではビアンキの他にPEUGEOTとGITANEを取り扱っています。
BIANCHI(ビアンキ)にまたがって活躍しててきて名選手達とともに注目されてきたのが、BIANCHIのブランドカラーである「チェレステ」です。
近年はツール・ド・フランスなどのトッププロのレースでは上位に食い込むことが少なくなっていました。
しかし、最近では第一線にレース機材を提供し結果を残しています。
BIANCHIの売りが「Countervail®(カウンターヴェイル)」と呼ばれる振動を除去する革新的な素材です。
こちらはカウンターヴェイルのすごさを示す動画です。興味ある方はご覧になってください。
カーボン素材の層の中にこのカウンターヴェイルの層を織り込むことによって振動の低減に効果があるようです。
この素材を採用したモデルは、上位モデルとレース向けのミドルモデルに標準装備となっています。
標準装備となっていないモデルにはモデル後にCVと略して付されています。
2009年に直営店第1号としてオープンした東京外神田を皮切りに都内を中心に直営ショップ10店舗を展開しています。
ビアンキストアでは最新モデルやコンセプトモデルの情報などにいち早く触れることができます。
各店に試乗車が用意されているので気になるモデルがあれば試乗してみましょう。
正規代理店の中でもビアンキのフラッグシップモデルを扱うことができ、よりきめ細やかなサービスが提供できるショップです。
西日本で初めてワイズロード京都のショップ内にショップインショップという形式でビアンキ京都がオープンしました。
【お買い得な時期】
ビアンキバイクストアでは定期的にセールがおこなわれます。
予算的な面では購入に踏み切れなかった方やこの時期まで待てる方はお得に買うチャンスです。