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no.3ロードバイクやパーツをどこで買うか?

お待ちかね。

具体的にどこで買うのかという話です。

待っていました。

no.1インターネット時代の買い方

自分で組み立てるためにパーツを買う場合であっても、完成車を買う場合であっても、どこかで買わなければなりません。

これまでは「ロードバイクはプロショップで買いましょう」というのが定説でした。

しかし、このパートの最初のチャプター「4-1-2 インターネット時代のロードバイクの買い方」でお話ししてきたとおり、いずれはショップに足を運ばなくてもネットですべて買い物ができる時代になると予想されます。

いずれはリアルショップは在庫をもたず、メーカーのショールームとなるでしょう。商品のサンプルを見てもらい注文を受けるだけで、ロードバイクはメーカーから直接配送という形態になっていくでしょう。

すでにオンラインでカラーシミュレーションができたり、紙カタログを廃止してオンラインカタログのみの取り扱いになったりと、自転車業界もインターネット時代の波が迫ってきています。

さて、現在に話を戻して、ロードバイクの買い方にはどういう方法があるのかを確認しておきましょう。

ロードバイクの買い方
リアルショップ
(実店舗)
基本的に完成車もパーツも定価販売で、パーツは取り付け工賃が必要になります。なかには自店で販売したロードバイクしか整備をおこなわないというところもあります。
海外ネット通販 完成車やフレームセット等の高額な商品は海外通販が圧倒的に安くなります。
主な理由は、子会社や代理店を挟まないため内外価格差が生じること、消費税率の差、為替レートなどです。現地でセールなどをしていた場合には国内価格の半額で手に入れられるケースもあります。
国内ネット通販に比べて注文してから届くまでに日数がかかります。自分で組み立てたり、メンテナンスをおこなう方には海外通販の利用をおすすめします。
国内ネット通販 完成車に関しては指定店による対面販売しかおこなっていないメーカーが多いです。そのため国内ネット販売は利用できません。
パーツの場合は送料と割引の兼ね合いで数千円以上ならリアルショップよりも安くなることが多いです。
何かトラブルがあった場合、海外通販に比べて手続きが容易でスムーズに解決できます。こちらも自分で組み立てやパーツの装着をおこないます。
中古ネット通販 ヤフーオークション、メルカリ、中古自転車専門のネットショップなど。
知識や経験がない入門者や初心者には中古の状態を判断することはとても難しいことです。実際に自分の目でモノを確かめることもできないので経験者でも判断できません。
すでにオークションには中古販売の業者が入り込んでいて、個人出品の安いロードバイクは業者が競り落として再度出品するということがおこなわれておりお得感はありません。

no.2ロードバイクとの関わり方に応じて買う場所を選ぶ

以下の図は、メンターがいるかどうか、メンテナンスなどの作業を自分でおこなうかによって、どこで買うかを決める際に参考にしてもらうためのフローチャートです。

どこでかうかフローチャート

no.1メンターがいる方

メンターがいる方はメンターのアドバイスにしたがって購入すればよいでしょう。

メンターに組み立てのサポートをしてもらえるならラッキーです。喜んで自分で組み立てを選択しましょう。

メンターに馴染みのリアルショップがあってそこでの購入を勧められればそのショップで買えばよいのです。インターネット通販を勧められればインターネット通販で買えばよいのです。

no.2自分で調べて学ぶ方

少し学べば自分でも組み立てられて、パーツも自分好みに選べる点、組み立てられる知識が付けばパーツ交換やメンテナンスはすべて自分でできるようになります。

自分で学んで組み立てやメンテナンスをやってみようという人がどこで買うかは至極単純です。モノが決まっているなら一番安いところから買えば良いのです。

海外通販が安いのであれば海外通販でも問題ないです。もちろん国内のネット通販でも構いません。

その際に、安い価格と引き換えに何かあったときの製品保証とその製品保証をおこなう際の手間を天秤にかけて選択することになります。

もし海外通販で購入したパーツにトラブルがあった際には商品を返送する手間やコストがかかります。そういった負担を減らしたいのであれば、対面販売のリアルショップで買えば良いのです。そのあたりはパーツの種類と価格とリスクを勘案してパーツごとに使い分けても良いでしょう。

たとえばシマノのコンポーネントは製品の精度が高く不具合の確率が非常に低いと考えるので海外通販で購入するリスクは非常に低いと考えます。最悪何か問題があっても日本国内ではリペアパーツがすぐに手に入れることができます。

【ご注意】2019年1月より当サイトでおすすめしている海外通販サイトWiggle及びCRCにおいて日本向けにshimano製品を販売することができなくなりました。(2018年12月20日追記)

このようにパーツごとに購入先を変えるのもよいでしょう。

no.3ショップおまかせの方

初心者歓迎で親身に相談にのってくたり、初心者を受け入れるコミュニティがあるリアルショップが近所にあれば最高です。

もしそういうお店があれば積極的にお世話になればよいでしょう。多少ネット価格より高くてもそれ以上に得るものはあるはずです。

近隣にショップがない方は、ロードバイクの知識やメンテナンス技術を自分で調べて学ぶしかありません。

私は師匠がいるので「1.メンターがいる方」です。

どこで買うにしても学ぶ姿勢が大事ですね。

no.3おすすめの海外・国内ネット通販サイト

以下は私が実際に利用している通販サイトを紹介しておきます。

価格、パーツの種類・メーカー、納期などを総合的に考えて選んで使い分けています。

no.1海外ネット通販

次の2つの海外ネットショップは完全に日本語対応し返品等の対応もよく初めてでも安心して購入できます。

no.1 Wiggle(ウィグル)

英国のスポーツショップです。価格・品揃えともによく、一番使いやすいのでメインで使用しています。

海外ネット通販のパートの記事「wiggle(ウィグル)の購入方法・お得な使い方・関税や届かない場合について  」で、アカウントの作り方、関税などの税金、安く買う方法、トラブル時の対応方法まで詳しく説明しています。

no.2 CRC(Chain Reaction Cycles)

こちらはアイルランドのショップです。Wiggleより安い場合やWiggleで取り扱いのない工具などの購入に利用しています。

こちらも海外ネット通販のパートの記事「CRC(Chain Reaction Cycles)での購入方法とおすすめの利用方法  」で、アカウントの作り方、関税などの税金、安く買う方法、トラブル時の対応方法まで詳しく説明しています。

no.2国内ネット通販

no.1 Amazon

国内ネット通販最大手のアマゾンを利用している人は多いでしょう。ロードバイク用品の品ぞろえも多くあります。

カーボンパーツなどに多いのですが低価格がゆえの粗悪品もあるので、レビューなどを参考にして購入しましょう。

no.2 サイクルベースあさひ

サイクルベースあさひ

皆さんご存じ国内最大の大型チェーン店で東証1部上場企業です。

幹線道路沿いに大型店を出店し大量のシティサイクルを展示販売しているため、シティサイクルのイメージが強い方も多いでしょう。

しかし、もともとレーシングチームを有していたこともあり、ネットではスポーツサイクルやサイクルパーツの品揃えが豊富です。

自転車専門店ということもありアマゾンにない商品がサイクルベースあさひにあるため利用しています。価格もアマゾンとそれほど変わりません。

そして、ネットショッピング以上にオススメできる点がサイトのコンテンツです。メンテナンスのノウハウ、パーツの選び方や交換方法など、初心者の欲しい情報が充実しています。

no.3 タキザワ

スポークやニップルなどのホイール組み立てパーツの購入で利用しています。

さすがに初心者の方でホイールから組もうという方はいないと思いますが、ホイールも自分で組むことができます。

毎年夏にセールをするので、そのタイミングで買うのがお得です。